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あえかなる世界の終わりに キャラメルBOX (あえかなるせかいのおわりに) 真風さん [2005年12月28日]

・シナリオ:☆☆☆☆
・H度:☆☆
・GAME:☆
・音楽:☆☆☆☆
・CG:☆☆☆
・難度:☆☆

・総評:75点



僕たちは夢と同じもので練り上げられているーーー
キャラメルBOXの新作、近未来型SFノベルADV。

シナリオ:共通ルートが8〜9割で異様に長いです。
結構、文章が説明臭くて読みづらいかも。
個別ルートではRippleとのシナリオにはかなりの力の入れようですが他はかなり差があります。
あるヒロインに至ってはエンディング曲前にEDを迎えてしまったり……
Rippleとひまわりが好きなら評価は高くなるでしょう
あとシナリオの伏線が回収出来てない部分があったり無駄な文章があるなと思った

H度:各シーン自体はかなり薄いです。回数はRipple3回、ひまわり3回、柚子2回、Nagi1回、千冬1回。

GAME:文章の読みにくさと共通ルートの長さ、あとQuikkeセーブが出来なかったり結構、キツい

CG:のり太原画が合わないならそれまで。
ただ、一部に何かヒロインが人形っぽく見えてしまうシーンがあったかな……

音楽:シナリオとかなり上手くマッチしてると思った。
良かったと思います

難度:選択肢は難しくありません。
問われるのは共通ルートの長さを克服出来るか

総評:良作の一歩手前。
かなり惜しいです。
題材も良く、Rippleとひまわりシナリオはかなり良いんですけど……情報の取捨選択と文章問題の改善があれば良作クラスだったと思う。
地道に、しかも期間を決めて良作を作り続けるキャラメルBOXに好感が持てる
次も期待します

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