・シナリオ:☆☆☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆・難度:☆・総評:90点内容詳細はメーカー公式ページで。<シナリオ>なんつーか、「テーマ性のオーガスト」の真骨頂かな。仕掛けじゃなくテーマで見せる。今回生き方が特に強くテーマに出てるけど、はにはに以降オーガストの作品は人の生き方についていろんな角度から追い続けてる。「夜明け前より瑠璃色な」あたりでえらく高度になってきたし。だからキャラの思想に緊張感があって女の子が魅力的なのでこのブランドはとても好き。ただ、今回はオーガストらしからぬ暗い設定だったので楽しみでもなかった。実際にやってみて確かにエロゲーにあるまじき高度なテーマ設定だったしその内容は素晴らしかったけど、娯楽になり得るのか?とも思ったのが本音。世界観に対しての感動はあったけどその分キャラにのめり込めないので感想は読書をした感じ。シナリオ進行は基本一本道からの枝分かれで、どの段階で女に落ちるか判断するだけ。<キャラ>正直キャラが心に残らなかった・・・・ラブラブ要素が印象薄い。ユースティア良い感じのボケキャラでかわいい。「ええっ」という声の突拍子もない感じがすごくいい。いじられキャラかわいいな。エリスヤンデレイレーヌとリシアとフィオネ頑固者頑固者キャラ多いなこの程度にしか感じられないけど人物描写は見事。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)これはいくらなんでも発売日延長するわけだこのシナリオを3月以前に完成させている榊原拓に拍手。天使を原発、ティアを再生可能エネルギー、聖女を内閣、執政公を東電、聖女の処刑を見る民を国民に当てはめて考えるとうまくはまる。ある意味これは自粛するものではなくこういう時期だからこそ出すべき作品。今後の展開が難しいけど。チュアブルのアステリズムを応援したくなった。