・シナリオ:☆☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆・音楽:☆☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆・総評:85点初めてのレビューをば。この作品は発表直後から気になり続け、様々な続報を鑑みて購入いたしました。まぁ皆様も同じ感覚だろうかと……・シナリオ私的にはよかったと思います。要所要所に心持っていかれましたね、私の場合。ただ、前作と同じく、人を選ぶものかと。チープだと思う方もいますでしょうが、私は☆4を与えます。・H度各キャラ1回ずつ。シナリオで魅せるゲームだから、別に不完全燃焼ではなかったり。しかし1回の中で3回ぐらいやってる場合もありますので……・GAMEドラマティックノベルと銘打ってるだけあって、クリックのみです。が、攻略縛りがあります。第1章(沙那編)→第2章(雛・美幸・はるな編)→第2章(沙希編)→各After・音楽耳の通りはよかったです。中でも「二つめの空」ピアノVer.はそのまま☆5をあげてもいいですよ。・CG万人受けしますが、はるな先輩の正面顔に違和感を感じたのは私だけ?・難度さっぱりありませんが、前述のごとく縛り有り。好感補正もありまして、85点をあげました。マイナス点は………バックログ機能がほぼ皆無の状態とか、ちょっとしたバグ(文字が重なる等)ですかね。第1章の長さは第2章に繋がる布石なので、根性でいきましょう。★ネタバレ(↓に白文字で書かれています)京次の妙なボケは笑わせてもらいました。まさか下着と水着の違いがわからんとかどんな主人公だよwwwというか若菜先輩に憧れを感じてしまったのは不覚。最近のゲームは奇跡をステータスにしすぎですが、この作品はあえて奇跡を「起きないもの」としています。たとえば雛の失明が治らなかったり、美幸の贖罪が続いたり、沙那の死を受けとめられずにいた宏とか。だれもが奇跡を願いながら、結局それは叶わないものだって気付いている。「そこに奇跡は起こらない」という残酷な定義の中で、彼らは「だが、希望ならある」と見いだしています。奇跡というものを斜に捉えた、ある意味反面教師的な作品ですかね、これ。こういうゲームは好感持てますよ。個人的に2章は雛→はるな→美幸でやったほうが、真相をより深く楽しめます。