・シナリオ:☆☆☆・H度:☆☆☆・GAME:☆☆☆・音楽:☆☆☆・CG:☆☆☆☆・難度:☆☆・総評:70点シナリオ:作品で最大のネックなのは主人公の嗜好。プレイヤーの趣向と合っていればいいと思うが、何より良くない点は作品の雰囲気と主人公の嗜好が合ってないところで、本来、この作品がターゲットとしているユーザ層には合致してない、そういうユーザ期待には応えられない結果になったんじゃないかと。「メイドさんしぃしー」のような明らかに尿プレイを前面に推し出したものなら理解できるが、掘り下げが中途半端な上にシリアス以外の部分は主人公の尿・パンツ大好き性癖をひけらかして、殴られるの繰返し。「もしらば」で獲得したユーザには到底、合わないマニアックゲーとなっている(たまひよラインは、あえて毎回くすくすラインと別ジャンルを狙ってるのかも知れないけど)シリアスは主人公は多少説教くさいとは言えど、悪くなかったと思うが、主人公に惹かれた理由が分からないヒロインとか、分かりやすく一発で惚れるような展開や描写みたいなメリハリが欲しい。画:出来は前作を除けばぱれっと作品で最高。たまひよ氏も作を重ねる毎に画が良くなってるかと。システム面は必要な機能は満たしていて不満はない。GAME:好感度システムは簡単に全員MAXになるので必要性を感じなかった。しかし、3Pのシーンを変えたり、ハーレムルートのオープン条件や隠しシナリオがあったりしたのはマップ移動に意味を持たせていてよかったと思う。また、キャラをコマのように動かしたり回したりする演出は進化していて、日常演出は向上している。音楽:声優陣の演技でキャラの魅力がカバーされているのが大きい。とりあえず風音の演技でこんなに可愛い声だった?とか。総評:「もしらば」の後を受ける作品としてはちょっと厳しい。作品の出来もそうだが、もう少し大衆向けでよかった気がする。現時点でこの作品を表すならば【マニアックゲー(尿・パンツ趣好向け)】