・ｼﾅﾘｵ：☆☆☆☆☆
・Ｈ度：−
・GAME：☆☆☆☆
・音楽：☆☆☆☆
・ＣＧ：☆☆☆☆
・難度：☆☆☆

・総評：93点

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PS2版のレビューになります。

全体…まさに「大河ロマン」という煽り文句が相応しい作品。言い過ぎになるかもしれぬが、国営放送日曜夜八時に放送されても遜色ないシナリオだった。シナリオについて続けると、その徹底さ加減に舌を巻かされる。笑い、泣き、そして容赦の無い点もとことんまで突き詰められており、非常にメリハリのある出来となっている。

次いでRPG面。難易度はさして高くなく、筆者のようなほとんどRPGをやらない人間でも楽しみながら進める事が出来た。故に、高い難易度とやり込みを求める方には多少物足りないかもしれないが、バランス的には適正かと思われる。


CG…男女キャラクター共に特徴が生かされた作画。文句をつける点無し。

音楽…曲の質、挿入のタイミングの演出共に申し分ない出来。EDテーマは秀逸と言うよりない。涙腺決壊必至。

難易度…RPG面は前述の通り。加えてADV面も一本道なので、高くはないと思う。コンプリートについては心配無しかと。

最後に…RPGが得意な方も苦手な方も未プレイだったら是非どうぞ。衝撃と、それを上回る感動が待っています。